孤島 Blog

RENAULTさまがラインナップする一番小さなホットハッチが、、RENAULT TWINGO GTです。

ノーマルのTWINGOとは違い、エンジンは1150ccのTURBOになっています。
トランスミッションもマニュアルのみ、ホイルサイズもノーマルのTWINGOの14よりワンサイズ大きい15インチという硬派なセッティングになっています。

走り出しはトルクがあって走りにも余裕を感じますね。
TURBOとは言え、エンジンのトルクは低い回転から出ていて、最近の欧州車はみんなそうですが、自然なフィーリングでNAなエンジンと変わらないですね。
車重も1000kgちょっとなので、1150ccのエンジンとは言え、元気に走ってくれます。
高速は走ってないのですが、一般道でなら全然問題なしです。

走行中のボディは、最近の欧州車のCセグメント辺りと比較すると、剛性が足らない感じはします。
走行中も路面の凹凸によって、ユラユラと車全体が揺れる感じがします。
実際、ドアの厚みはそれ程でもありませんし、車幅もコンパクトなサイズなので、
この辺りの車格、価格帯という事を考えますと、大体予想通りですね。
しかし、ある意味イイ意味で許容範囲内とも言えますね。

車全体の印象としては、RENAULTさまらしく、ドライバーをゆったりさせてくれると言うか、
RENAULT TWINGO GTの当初の尖がったイメージよりは、普通に元気に走る車ですね。
乗り心地も、RENAULTさまらしく堅過ぎない感じです。
俺様思うのですが、ホットハッチと言えど、RENAULTさまの良心的な部分を残した小さな狼？とまでは行かないけれど、小さな猟犬的な車でしょうか？

それよりも面白いのは、このRENAULT TWINGO GT後部座席までが独立シートだというところでしょうかね。
前部シートと同様のシートが用意されていますし、リクライニングもします。
2ドアですけど、乗ってしまえば、後部座席でも快適に長距離移動が絶えうる車だと思いました。
その上、RENAULTさまらしく、ガラスの開放面積も大きいですし、小さな車ですが後部座席に座っていても、それ程閉塞感は感じないでしょう。
サンルーフも完全に開閉する仕様で、開けて走っていればオープンまではいかなくとも、かなりの開放感が味わえました♪
この辺りの車作りは、欧州車メーカーならではですね。
さすがは、RENAULTさまです。

そして、辛口に付け加える部分があるとしたら、
センターメーターですかね…
メーター全体がセンターに設置してあるなら問題無いと思うのですが…
回転計はドライバーの正面に。
速度計は、デジタルで車の正面左側に設置。と、二つに分かれているので、同時に確認する事が困難です…(-_-;)
常に視線が正面と左側にウロウロとする感じ…
これは、正直最後まで慣れませんでしたね…（汗）
所有してしまえば気にはならなくなるのかもしれませんけどね…

こんなインプレでしたが、この車があと30万〜40万位安いと非常に魅力的に思えるでしょうね。
…と言いながら…現在10年以上経過した車から乗り換えると、25万円キャッシュバックなキャンペーンをやっているのですけど…(^_^;)
今年の後半には、、RENAULT TWINGO GTの2ペダル仕様車も出るという噂もありますし、RENAULTさまが補助金を出してくれるのならば、魅力的な一台になるかもしれません。

最後に個人的な感想を書くと、俺様が使用している小型ナビ、
いわゆるPNDを設置出来そうなスペースが無いのが残念かなぁ…(+_+)